超初心者のミク歌作り
2.とっかかりの1節を作る
2008/07/20  

最初に決めたテーマを、1フレーズの鼻歌で歌う
いきなりそんなことできっかぁああああ!
いえいえ、できますとも。

まず、テーマのキーワードを、2〜3回、繰り返し唱えてみてください。

  牛乳、牛乳、牛乳

です。
ここで大切なのは、棒読みではなく、調子よく、リズムを付けて唱えること。
ノリノリな感じで。
たかが「牛乳」、されど「牛乳」、バカにしてはいけません。
ここでつかんだ調子が、最終的には歌の骨格になってゆくのですよ。
調子よく言えたら、次にはっきりとリズムをつけて唱えてみてください。
近くにある机とか、コップとかたたきながら唱えるとGoodですね。
私は指で「トンッ、トンッ、トンッ」てやりながら唱えています。
頭だけで考えるより、体をゆすって全身でやった方が良いですよ。
周囲から見ればアホに見えますが、気にしない、気にしない。

リズムがついたら、次に音の高低を付けてみましょう。

テーマが「牛乳」だったら

「ぎゅーにゅー、ぎゅーにゅーー♪」
PLAY: ソー・ド、 シー・ドー (mp3)
「携帯電話」だったら
「けいたい、けいたい、けーぇいたいー♪」
PLAY: ミソソソ、ミラララ、ドーレミファソー (mp3)
「マウスパッド」なら
「マウス、マーウス、パッド♪」
PLAY: ソドミ、ミーレド、レ・ド (mp3)
です。
(最後に♪が付くと、不思議と歌になっちゃいますね。)

音はいきなりドレミで言えなくても全く構いません。
音の感じがつかめて、鼻歌で歌える状態になっていればO.K。

どーしても鼻歌が出なかった人には、究極奥義を教えちゃいます。

  どっかのコマーシャルソングから、1フレーズぱくって

きましょう。
もちろん商品名をそのまま連呼するとバレバレなので、
ぱくってきたら、テンポを適当に変えて、自分で決めたテーマフレーズに替え歌してしまうのです。
大丈夫、超初心者のあたなが1フレーズぱくったところで、広告主はとやかく言いませんから。
(職人さんはだめですよ、一応表向きは。)

まるパクリに良心が痛むようであれば、問題のない、安心オリジナル作曲方法を紹介します。
それは、

  ふと耳にしたお気に入りの曲を、1回だけ、チラッと聞いて、うろ覚え状態にする

という方法です。
街角で耳にしたBGMでも、ネットで見つけた動画でも構いません。
お気に入りの曲を、何度も繰り返し聞いて覚えてしまう前に、一回だけ聞いて、あえてそこでストップしておくんです。

人間の記憶ってあいまいですから、一回聞いただけで完全に覚えられることはまずありません。
(完全に覚えられるようだったら、あなたプロに転向した方がいいよ。)
そのうろ覚えの曲を、「あの歌はこんな感じだったかなー」って思いだしながら、自分でもう1度再現してみます。
すると、必ず元の曲とは違った、オリジナル曲ができあがります。
オリジナル曲ができあがってから、元になった曲と聞き比べてみると、 「ああ、そうだったのかー」みたいになっておもしろいですよ。

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