超初心者のミク歌作り
5.音をとる
2008/07/20  

頭の中にあるメロディーをドレミに落とし込む
さて、こうして頭の中に何とか主旋律を作り上げてしまえば、最低限の作曲は「完成」です!
あとは、頭の中にある歌をデータに落とし込む「作業」。

ここで行うべき作業は、メロディーをドレミに落とし込むこと。
これには何かドレミの音が出る楽器が必要です。
ぺんちゃん 何でもいいのですが、私が使っているのは

  「ペンちゃんの不思議なけんばん」

というソフト。
ここからダウンロードできます。
* ペ ン ギ ン ま じ っ く
http://hahaha.mints.ne.jp/desktop.html
このソフトの何がいいかっていうと、ペンちゃんがかわいい!ってことですかね。
まじめな話をすると、お手軽な割にひととおりの機能がそろっていて申し分なく、
MIDIにもつながるので後々便利という利点もあります。
作者の「ハハハのマイケル」さんに感謝!

さて、ドレミへの落とし込み作業とは、頭の中にあるメロディーを鍵盤上で確かめつつ、
「ドレミファソラシド」のデータに置き換えるということです。
そもそもピアノが弾けない?
大丈夫です、私も弾けませんから。
打ち込みの良いところは、楽器ができなくても曲ができちゃうところです。

ピアノが弾けない人がどうやって曲を作るのでしょうか。
長調の歌なら、だいたい「ド、ミ、ソ」のどれかから始まります。
この3つのどれかからスタートして、鼻歌に合う音が出るまで、順番に鍵盤をたたいてみるのです。
1オクターブは8音しかないですから、「ド、ミ、ソ」の3個x8個=最大24回のトライで、必ず次の音が見つけ出せるはずです。
慣れている人はいきなり弾けるのでしょうが、全くの音痴であっても根気よく音を探せば、最後には必ず見つかります。

で、ここで根気負けしないために、「なるたけ短い歌にする」ってことが重要だったのですね。
もし歌詞が長いと思ったら、今からでも間に合うので、後半部分とか、削れる部分はこの際カットしましょう。
音探しは慣れればだんだん早くなってくるので、あせらず、最初は最低限のフレーズで、とにかく完成までこぎつけること。

見つかった音は、順番にメモに残しておきます。
私の場合、メモは単純にドレミで、こんな感じです。
  ソー・ド、 シー・ドー、
  ドソソ ソーソー ララシラソ、
    ・・・

メモではなく、直接シーケンサー(後述)に残せる人であれば、その場で打ち込んでおけば手間が1ステップ減ります。
シーケンサーに残す場合、単に音の高さの記録と割り切って、まずはテンポを無視します。
もちろん音の高さとテンポの両方同時にできる人はそうすれば良いのですが、
私は両方同時にはできないので、まず音の高さだけ記録するようにしています。

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